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Googleマップの店舗写真の撮り方|選ばれる4種と公式ルール

Googleマップの店舗写真の撮り方|選ばれる4種と公式ルール

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お店を探すとき、まずGoogleマップを開く人は少なくありません。そこで目に入るのが、口コミの星の数と、もうひとつ写真です。「外観が分からなくて入りにくそう」「料理の写真が暗くておいしそうに見えない」。そんな理由で、候補から外されてしまうこともあります。

2026年10月20日には、店舗情報の管理サービスを手がけるイクシアス株式会社が、Googleマップ・SNS・ポータルサイトの写真運用をまとめた資料「その写真で本当に選ばれる?店舗ビジュアル改善ガイド」を公開しました。同社が以前に行った調査では、店内でGoogleマップを開く理由として「写真での確認」を挙げた人が31.3%いたという結果も出ています。

この記事では、この発表とGoogle公式のヘルプをもとに、Googleマップに載せる店舗写真の撮り方を、「そろえたい写真の種類」「撮影のコツ」「公式ルール」「運用のしかた」の順に整理します。小さなお店の店主さんや、店舗のWeb担当者さん向けの内容です。

Googleマップの写真は「初めての来店の不安」を減らすもの

イクシアスの資料では、写真の役割を媒体ごとに次のように整理しています。

媒体 写真の主な役割
Googleマップ 初めて来店するときの不安をやわらげる
SNS 「行ってみたい」という気持ちを高める
ポータルサイト・自社サイト 比較するときの決め手・信頼の根拠になる

つまりGoogleマップでは、映える写真よりも「どんな場所で、どんな雰囲気で、何が出てくるのか」が分かる写真が大切だということです。

同社が2026年5月に発表した「店舗検索と口コミ投稿に関する実態調査」(調査は2025年12月、インターネット調査)では、お店を探すときに最初に使う情報源として「Googleマップ/Yahoo!マップ」が31.0%で、「予約サイト」(31.3%)とほぼ並びました。Googleマップで参考にする情報は「口コミ内容」が60.3%、「立地・アクセス」が56.7%でした。口コミと並んで、写真も「行くかどうか」を判断する材料になっていると考えられます。

まずそろえたい店舗写真4種類

イクシアスの資料では、どの媒体でも共通して用意したい基本の写真として、次の4つを挙げています。

1. 外観・入口

初めてのお客さまが「ここだ」と分かるための写真です。看板が見える正面からの写真に加えて、少し離れた位置から周りの建物ごと写した写真があると、道に迷いにくくなります。入口が2階や地下にあるお店は、入口までの階段やエレベーターの様子もあると親切です。

2. 店内の全体・お客さま目線

席の数や広さ、明るさ、雰囲気が分かる写真です。カウンター席・テーブル席・個室など、席の種類ごとに撮っておくと「一人でも入りやすいか」「子ども連れでも大丈夫か」をイメージしてもらいやすくなります。ポイントは、スタッフ側からではなくお客さまが座ったときの目線で撮ることです。

3. 商品・料理・施術

お店の「本業」が伝わる写真です。飲食店なら看板メニュー、美容室ならスタイル、小売店なら売り場や人気商品などです。

4. スタッフ・設備・利用シーン

どんな人が対応してくれるのか、どんな設備があるのかが分かる写真です。顔が分かる写真を載せる場合は、必ず本人の了承を取りましょう。

撮影のコツは「明るさ・構図・実物どおり」

イクシアスの資料では、撮影で意識したいポイントとして明るさ・構図・実物との一致を挙げ、高価な機材は必須ではないとしています。スマホでも、次の点を意識するだけで写真の印象は変わります。

明るさ:自然光と照明を味方にする

暗い写真は、お店そのものが暗い印象になってしまいます。昼間なら窓際の自然光を使う、夜なら照明をすべて点ける。料理や商品は、小型のLEDライトで横から光を足すだけでも、影がやわらいで見やすくなります。

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構図:「何を見せたいか」を1枚に1つ

1枚の写真にあれもこれも入れると、何を伝えたいのか分かりにくくなります。外観なら看板と入口、料理なら看板メニュー1品、というように主役を1つに絞るのがコツです。店内全体は、部屋の角から対角線上に撮ると広さが伝わりやすくなります。手ブレを防ぎたいときは、スマホ用の三脚があると安定します。

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実物どおり:加工しすぎない

これがいちばん大切なポイントです。Googleのビジネスプロフィールのヘルプでも、大幅な加工や過度のフィルタの使用は避けるよう案内されています。

口コミ側から見ても、実物とのギャップは不満につながりやすいようです。SweetLeap株式会社が2026年10月に発表した、Googleマップで評価の低い店舗の口コミ(星1・星2の617件)を分類した調査では、飲食店の不満で多かった場面のひとつが「量や具がメニュー写真より少ない」(26%)でした。同社は対策の一案として、メニュー写真を実際の盛り付けで撮り直すことを挙げています(評価向上を示すものではないと明記)。写真は「期待値」をつくるものなので、盛りすぎない・明るくしすぎないことが、結果的に信頼につながります。

Google公式の写真ルールを確認しておく

Googleビジネスプロフィールのヘルプでは、写真について次のような要件が示されています。

項目 内容
ファイル形式 JPG または PNG
ファイルサイズ 10KB〜5MB
推奨解像度 720×720ピクセル
最低解像度 250×250ピクセル
品質 ピントが合っていて十分に明るいこと。大幅な加工や過度のフィルタは避ける
動画 最大30秒、最大75MB、720p以上

出典:Googleビジネスプロフィール ヘルプ

また、同じヘルプでは、写真と動画はオーナー確認の完了後にのみ表示されること、カバー写真は希望した写真が必ず最初に表示されるとは限らないことも案内されています。まだオーナー確認をしていない場合は、そこから始めましょう。

なお、医療機関の場合は、写真も厚生労働省の医療広告ガイドラインに沿う必要があります。イクシアスの資料でも、症例写真やビフォーアフター写真には必要な説明を添えるよう注意を促しています。

写真を「育てる」運用の5ステップ

写真は一度載せて終わりではありません。イクシアスの資料では、よくある失敗として「1つの媒体だけ更新している」「媒体ごとに情報がバラバラ」「加工しすぎた画像」を挙げています。次の5ステップで、無理なく続けられる仕組みをつくりましょう。

ステップ1:今載っている写真を棚卸しする

Googleマップ上の自分のお店のページを、お客さまの立場で開いてみます。外観・店内・商品・スタッフの4種類がそろっているか、古い写真(メニューや内装が変わる前のもの)が残っていないかを確認します。

ステップ2:足りない写真のリストをつくる

4種類のうち欠けているもの、季節で変わるメニューなど、撮るべき写真を書き出します。

ステップ3:営業前の明るい時間にまとめて撮る

お客さまがいない時間帯なら、店内を撮りやすく、映り込みも気にしなくて済みます。

ステップ4:Googleマップ・SNS・自社サイトで同じ情報にそろえる

メニューや価格、外観が媒体ごとに違うと、お客さまが迷う原因になります。更新するときは、使っている媒体を一覧にして、まとめて差し替えるようにしましょう。

ステップ5:口コミの声を写真に反映する

「入口が分かりにくかった」「思ったより狭かった」などの口コミがあれば、それを補う写真を追加するチャンスです。口コミと写真をセットで見直すと、改善点が見つかりやすくなります。

撮影や写真の選定まで手が回らない場合は、プロのカメラマンに一部だけ依頼するのも方法です。

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店舗写真の撮影やバナー制作を、必要な分だけ個人のプロに相談できます。

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Googleマップ対策をさらに進めたい人へ

写真の整備は、Googleマップでの集客(MEO)のなかでも、すぐに始められる取り組みのひとつです。口コミの管理や情報の一括更新までまとめて効率化したい場合は、MEOツールを使う方法もあります。ツールごとの違いは、こちらの記事で比較しています。

MEOツールの比較記事はこちら

まとめ:Googleマップの写真は「実物どおり・4種類・定期更新」

  • Googleマップの写真は、初めて来店する人の不安を減らすためのもの
  • 外観・入口、店内(お客さま目線)、商品・料理、スタッフ・設備の4種類をそろえる
  • 撮影は明るさ・構図・実物どおりを意識。高価な機材は必須ではない
  • Google公式ではJPG/PNG・10KB〜5MB・推奨720×720ピクセル。過度な加工は避ける
  • 写真が実物と違うと不満につながりやすい。メニュー写真は実際の盛り付けで
  • Googleマップ・SNS・自社サイトの情報をそろえ、口コミを見ながら写真を更新する

写真は、お店の前を通ったことがない人に向けた「最初の接客」です。まずは今日、自分のお店のGoogleマップを開いて、お客さまの目線で写真を見直すところから始めてみてください。

参考にした出典

イクシアス株式会社「その写真、本当に『選ばれる店』に見えていますか?店舗のGoogleマップ・SNS・ポータルサイトの写真運用を解説した無料お役立ち資料を公開」(PR TIMES、2026年10月20日):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000129.000116281.html

Googleビジネスプロフィール ヘルプ(写真・動画の要件):https://support.google.com/business/answer/6103862?hl=ja

イクシアス株式会社「店舗検索と口コミ投稿に関する実態調査」(PR TIMES、2026年5月19日):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000117.000116281.html

SweetLeap株式会社「Googleマップの低評価口コミ、約7割は接客・受付などへの不満」(PR TIMES、2026年10月7日):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000165098.html

この記事を書いた人:みち

デジタルマーケティングコンサルタント/合同会社道 代表

雑誌編集からWeb業界へ転じ、デジタルマーケティング歴12年。SEO・広告運用・MEO(Googleビジネスプロフィール600アカウント超の運用)を軸に、中小企業のWeb集客を支援しています。実際に使って良かったものだけを書きます。

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