朝晩がぐっと冷えこむ季節になりました。暖房をつけるほどではないけれど、なんとなくお腹や腰まわりがスースーする……。そんなときに手軽に取り入れられるのが腹巻きです。
とはいえ「腹巻きって、なんだかおじさんっぽい」「どれを選べばいいかわからない」と感じる人も多いはず。最近は、薄手で服にひびかないタイプや、服の上からサッと巻けるタイプなど、選択肢がぐっと増えています。2026年10月14日には、服の上から重ねるだけで留まるという新発想の腹巻き『ふわまき』も発売されました。
この記事では、新作の公式情報と冬の冷えに関する調査データをもとに、腹巻きの選び方と、腹巻きを活かした冬の冷え対策のコツをまとめます。
暖房を我慢する人は約半数|「着る防寒」が見直されている
サーモス株式会社が全国の20〜50代の男女800名に行った「冷えと節電に関する実態調査」(2026年8月実施)によると、光熱費の高騰を理由に暖房の使用を我慢した経験が「よくある」「ときどきある」と答えた人は合計49.1%でした。約2人に1人が、暖房をがまんした経験があるということです。
同じ調査では、暖房費を節約するために保温性のある衣類を「購入した・購入予定がある」人が56.0%。その具体的なアイテム(複数回答)は次のとおりでした。
| 購入した・予定があるアイテム | 割合 |
|---|---|
| 保温性の高い靴下・ルームソックス | 53.8% |
| 機能性インナー(発熱・保温インナー等) | 47.5% |
| 厚手のルームウェア・部屋着 | 44.6% |
| 腹巻き・ウエストウォーマー | 23.7% |
| レッグウォーマー・アームウォーマー | 22.8% |
| ネックウォーマー・首元用アイテム | 15.8% |
腹巻き・ウエストウォーマーは約4人に1人が選んでいて、靴下やインナーと組み合わせて「着る防寒」をする人が多いことがわかります。また環境省は、暖房時の室温を20℃(目安)で快適に過ごす「ウォームビズ」を呼びかけています(期間は11月1日〜3月31日)。室温を上げすぎずに過ごすには、服装での工夫が欠かせません。
新作『ふわまき』はどんな腹巻き?
株式会社メイダイが2026年10月14日に発売した『ふわまき』は、服の上からサッと巻ける“あったか腹巻き”です。プレスリリースで確認できた情報を整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年10月14日 |
| 価格 | 2,178円(プレスリリース記載の価格) |
| 目安サイズ | 64〜93cm |
| 素材 | ポリエステル100%(表面エコファー×内側フリースの二重構造) |
| カラー | ピンク、グレー |
| 販売 | メイダイ楽天市場店、メイダイYahoo!店、楽天RAKURASI、メイダイオンライン |
重ねるだけで留まる「くっつく布」
いちばんの特徴は、端どうしを重ねるだけでピタッと留まること。プレスリリースでは「不思議なくっつく布」と紹介されています。一般的な面ファスナー(マジックテープ)にありがちな「バリバリ」という音が出にくく、服にも引っかかりにくいとされています。筒状の腹巻きと違って足から通す必要がないので、着替えのタイミングを選ばずに着け外しできるのがうれしいポイントです。
背中のシャーリングで締め付けを調整
背面にはシャーリング(細かいギャザー)が入っていて、巻いたときの締め付け具合を調整できるつくりです。お腹まわりがきつい腹巻きは、長時間着けていると苦しく感じやすいので、こうした調整のしやすさは選ぶときの大事なチェックポイントになります。
肩掛けや腰枕としても使える
『ふわまき』は腹巻きとしてだけでなく、肩に掛けたり、腰枕として使ったりもできるとされています。デスクワーク中に肩が冷えるときや、ソファで過ごすときなど、1枚を使い回せるのは便利ですね。
腹巻きの選び方|5つのチェックポイント
腹巻きは、どこで・いつ・どう着けるかで、合うタイプが変わります。次の5つを順番にチェックしてみてください。
1. 着け方で選ぶ(筒型・巻きつけ型・パンツ一体型)
- 筒型:もっとも一般的なタイプ。ずれにくく、服の下に着けやすいのが特徴です。
- 巻きつけ型:面ファスナーやくっつく布で留めるタイプ。服の上からでも着け外しがかんたんで、締め付けも調整しやすいです。
- パンツ一体型・ショーツ型:お腹から腰までまとめて包むタイプ。ずり上がりにくいのがメリットです。
2. 素材で選ぶ
肌に直接触れるなら、綿やシルクなど肌ざわりのよい素材が人気です。服の上から着けるなら、ボアやフリースのように空気をたっぷり含む素材のほうが、ふんわりとした暖かさを感じやすいでしょう。吸湿発熱素材のものもありますが、汗をかきやすい人は蒸れにくさも気にしておくと安心です。
3. 厚みと「ひびきにくさ」で選ぶ
外出時に服の下に着けるなら、薄手で服のシルエットにひびきにくいものが便利です。一方、家の中でリラックスして過ごす時間なら、多少厚みがあっても暖かさ重視で選ぶのがおすすめ。「外用は薄手」「家用は厚手」と使い分けるのもひとつの方法です。
4. サイズと締め付けで選ぶ
腹巻きは、きつすぎても、ゆるすぎてずり落ちても快適ではありません。ウエストまわりや腰まわりのサイズを確認して、商品の目安サイズに収まるものを選びましょう。調整できるタイプなら、食後や座りっぱなしのときにも楽に過ごせます。
5. お手入れのしやすさで選ぶ
毎日のように使うものなので、自宅で洗えるかどうかも大切です。洗濯表示を確認し、ネットに入れて洗濯機で洗えるものを選ぶと、清潔に保ちやすくなります。替えを2枚用意しておくと、洗濯中も困りません。
腹巻きを活かす冬の冷え対策5つのコツ
腹巻きは、ほかのアイテムと組み合わせることで、より冬を快適に過ごしやすくなります。
1. 足元とセットで対策する
サーモスの調査では、秋冬の室内で冷えや寒さを感じやすい部位として、「足先・足首(足元)」が50.7%と最も多い結果でした(手先・手首19.6%、全身11.0%)。お腹まわりは腹巻き、足元は厚手の靴下やルームシューズ、と組み合わせるのがおすすめです。
2. 重ね着は「薄いものを重ねる」
厚手の服を1枚着るより、薄手の服を何枚か重ねるほうが、気温や室温に合わせて脱ぎ着しやすくなります。腹巻きも「インナーの上」「部屋着の上」など、重ね着の1枚として考えると取り入れやすくなります。
3. 室温は20℃を目安に、服で調整する
環境省のウォームビズが示す暖房時の室温の目安は20℃です。ただしこれはあくまで目安で、暖房を適切に使うことが前提とされています。寒さを我慢しすぎず、まずは服装で調整し、それでも寒いときは暖房を使う、という順番で考えるとよいでしょう。
4. 寝るときはきつくないものを
寝るときに腹巻きを使うなら、締め付けの少ないゆったりしたものを選びましょう。寝返りの邪魔にならず、朝までずれにくいタイプが快適です。
5. 体調が気になるときは無理をしない
腹巻きはあくまで防寒アイテムで、病気を治すものではありません。冷えがつらい、体調がすぐれないといった状態が続く場合は、自己判断せずに医療機関に相談してください。
まとめ:腹巻きは「着け方」と「使う場面」で選ぼう
暖房を我慢した経験がある人は約半数というデータもあり、手軽な「着る防寒」として腹巻きを取り入れる人が増えています。2026年10月14日発売の『ふわまき』は、服の上から重ねるだけで留まり、肩掛けや腰枕にも使える新しいタイプの腹巻きです。
選ぶときは、①着け方 ②素材 ③厚み ④サイズと締め付け ⑤お手入れ、の5つをチェックしてみてください。足元の対策や重ね着と組み合わせて、今年の冬を快適に乗り切りましょう。
参考にした出典
株式会社メイダイ「『重ねるだけでピタッと留まる!?』服の上からサッと巻ける新発想のあったか腹巻き『ふわまき』新発売」(PR TIMES、2026年10月14日):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000074339.html
サーモス株式会社「冷えと節電に関する実態調査」(PR TIMES、2026年9月25日):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000343.000053758.html
環境省「ウォームビズ」に関する報道発表:https://www.env.go.jp/press/104681.html