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Webマーケティングの勉強方法|仲間と学ぶと職場で活きる【500人調査】

Webマーケティングの勉強方法|仲間と学ぶと職場で活きる【500人調査】

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Webマーケティングの勉強を始めたものの、本や動画で学んだことが仕事でなかなか活かせない……。そんなモヤモヤを感じたことはありませんか? 僕もブログ運営で学んだSEOや広告の知識を、どう実務に落とし込むかでよく悩みます。

2026年10月、Webマーケティングスクール「デジプロ」を運営する株式会社Hagakureが、マーケティング研修の受講経験者500人に調査した結果を発表しました。そこでは、同じ研修を複数人で受けた人ほど「職場で変化を実感した」割合が高いという傾向が出ています。

この記事では、その調査データとIPA(情報処理推進機構)の公的データをもとに、Webマーケティングの勉強方法を「独学で終わらせない」視点で整理します。これから学び始める人にも、すでに独学中の人にも役立つ内容にしました。

そもそもWebマーケティングを学ぶ人が求められている理由

IPAが2025年6月に公開した「DX動向2025」では、DXに取り組む日本企業のうち、DXを推進する人材の「量」について「やや不足」「大幅に不足」と答えた企業が合計85.1%にのぼりました。一方で、「やや過剰」「過不足はない」と答えた企業は米国で73.6%、ドイツで52.5%とされていて、日本の人材不足が目立つ結果です。

デジタルを使って集客や販売を考えられる人は、多くの企業でまだ足りていない状況です。Webマーケティングの知識は、マーケターを目指す人だけでなく、営業・広報・店舗運営など幅広い仕事で武器になると僕は考えています。

500人調査:複数人で学ぶと職場で活きやすい?

Hagakureの調査は、マーケティング業務の経験があり研修の受講経験もある全国の男女500人を対象に、2026年9月28日〜29日にインターネットで行われました。同時期の受講人数が「わからない」とした34人を除く466人を、「1人で受講」「2〜4人で受講」「5人以上で受講」の3グループに分けて比べています。

研修後の職場の変化(複数回答) 1人 2〜4人 5人以上
学んだ内容を実務で活用しやすくなった 5.2% 21.3% 35.0%
他部署との連携がスムーズになった 11.1% 28.7% 37.1%
施策の意思決定がしやすくなった 11.1% 17.0% 36.4%
成果や課題の共通認識を持ちやすくなった 5.9% 13.3% 29.4%
上司・同僚に施策の目的を説明しやすくなった 23.7% 37.8% 42.7%

「実務で活用しやすくなった」は、1人受講の5.2%に対して5人以上では35.0%。差は29.8ポイントです。発表元は、知識を複数人で共有することで、共通の前提を持って議論しやすくなる可能性があると説明しています。

データを読むときの注意点

ただし、この結果には注意すべき点もあります。

  • 「現在の業務で活用できている」と答えた割合は、1人78.5%、2〜4人75.5%、5人以上87.4%で、1人で学んだ人も8割近くは活用できている
  • 各グループの人数は公表されていない
  • 調査は研修を提供するスクール自身によるもので、差が受講人数によるものか、会社の規模など別の理由によるものかは、この資料だけでは判断できない

なので、「独学はダメ」という話ではありません。僕なりに読み取ると、学んだことを周りと共有できる環境があると、職場での変化(連携・意思決定・説明のしやすさ)につながりやすい、というのがポイントだと思います。

Webマーケティングの勉強方法:4ステップ

調査結果をふまえて、独学でも「チームで学ぶ効果」を取り入れられる勉強の進め方をまとめました。

ステップ1:入門書で全体像をつかむ

Webマーケティングは、SEO、広告、SNS、メール、アクセス解析など範囲がとても広い分野です。最初の1冊は、個別のテクニック本ではなく、全体の流れ(集客→接客→販売→分析)がわかる入門書を選ぶのがおすすめです。図解が多いものだと挫折しにくくなります。

ステップ2:無料の公式教材で基礎を固める

ツールの使い方は、提供元の公式教材で学ぶのが確実です。たとえばGoogleの学習サイト「Skillshop」では、Google広告の専門家が作った無料のオンラインコースが用意されていて、検索・ディスプレイ・測定・動画・ショッピングの各分野でGoogle広告の認定資格を取ることができます。

資格そのものよりも、「広告の仕組みを体系立てて理解できる」のが大きなメリットです。

ステップ3:小さく実践する

知識は使ってはじめて身につきます。ブログやSNSアカウントを自分で運用してみる、職場の小さな施策を1つ担当させてもらうなど、数字が見える場所で試すのがいちばんの近道です。

アクセス解析を見ながら「なぜこの記事は読まれたのか」「なぜこの投稿は反応がなかったのか」を考えるだけでも、本で読んだ内容の理解が一気に深まります。

ステップ4:学んだことを人に共有する

ここが今回の調査からいちばん取り入れたいポイントです。調査では、複数人で受講したグループほど「上司・同僚に施策の目的を説明しやすくなった」「共通認識を持ちやすくなった」と答える割合が高くなっていました。

独学中でも、次のような方法で「共有」の効果を取り入れられます。

  • 同僚を誘って同じ本を読み、感想を話し合う(社内の小さな読書会)
  • 学んだ内容を社内チャットやメモで要約して共有する
  • SNSやブログでアウトプットして、意見をもらう
  • 勉強会やコミュニティに参加して、ほかの人の実践例を聞く

人に説明しようとすると、自分がどこを理解できていないかがはっきりします。それに、周りの人が同じ言葉を知っていると、提案が通りやすくなるのも実感としてよくわかる話です。

独学・スクール・研修の比較

学び方 メリット 気をつけたい点
独学(本・無料教材) 費用を抑えられる。自分のペースで進められる 実務につなげる工夫が必要。挫折しやすい
スクール・オンライン講座 体系的に学べる。質問できる 費用がかかる。内容と目的が合うか要確認
会社の研修(複数人) 職場で共通言語ができ、施策に活かしやすい 自分のレベルや関心と合わない場合もある

おすすめは、まず本と無料教材で基礎を固め、「もっと体系的に学びたい」「職場で施策を回したい」と感じた段階で、スクールや研修を検討する流れです。会社に提案するなら、今回のような調査データを添えると説得力が増すかもしれません。

まとめ:学びは「共有」までがワンセット

IPAの調査では、DXに取り組む日本企業の85.1%がDX推進人材の不足を感じていて、Webマーケティングのスキルはこれからも求められそうです。

Hagakureの500人調査では、同じ研修を複数人で受けた人ほど、職場での連携や意思決定のしやすさを実感する割合が高い傾向がありました。一方で、1人で学んだ人も8割近くが「業務で活用できている」と答えています。

勉強方法は①入門書で全体像 → ②公式教材で基礎 → ③小さく実践 → ④人に共有の4ステップ。独学でも、学んだことを周りと分かち合う仕組みを作れば、知識が仕事で活きる場面はぐっと増えるはずです。

参考にした出典

Hagakure「マーケティング研修の受講人数と職場の変化を500名に調査」(PR TIMES、2026年10月8日):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000083.000043514.html

IPA「DX動向2025」(2025年6月26日公開):https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/dx-trend/dx-trend-2025.html

IPA「DX動向2025」報告書(PDF):https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/dx-trend/tbl5kb0000001mn2-att/dx-trend-2025.pdf

Google 広告ヘルプ:Skillshop:https://support.google.com/google-ads/answer/7539883

この記事を書いた人:みち

デジタルマーケティングコンサルタント/合同会社道 代表

雑誌編集からWeb業界へ転じ、デジタルマーケティング歴12年。SEO・広告運用・MEO(Googleビジネスプロフィール600アカウント超の運用)を軸に、中小企業のWeb集客を支援しています。実際に使って良かったものだけを書きます。

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