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冷凍保存のコツ|43.6%が捨てた「冷凍フードロス」を防ぐ5つの習慣

冷凍保存のコツ|43.6%が捨てた「冷凍フードロス」を防ぐ5つの習慣

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特売で多めに買ったお肉、作りすぎたおかず、使い切れなかった野菜。「とりあえず冷凍しておこう」と冷凍庫に入れたものの、気づけば霜だらけで何かわからず、結局捨ててしまった……そんな経験はありませんか?

パナソニックが2026年10月に発表した調査では、子どものいる20〜50代の男女800人のうち43.6%が「冷凍したのに捨てた経験がある」と答えています。冷凍は食品ロスを減らす心強い方法ですが、使い方次第では逆に「冷凍フードロス」を生んでしまうんですね。

この記事では、調査データと消費者庁の食品ロス統計をもとに、冷凍保存で失敗しないためのコツを5つの習慣にまとめました。年末のまとめ買いシーズンの前に、冷凍庫の使い方を見直すきっかけにしてみてください。

4割超が経験する「冷凍フードロス」とは

パナソニックは「食品ロス削減の日」(10月30日)に合わせて、秋冬に向けた家庭での調理事情を調査しました。対象は、日常的に調理をしていて子どもがいる全国の20〜50代の男女800人(インターネット調査、2026年10月8日〜9日)です。

質問結果
食品ロス削減を意識している80.9%
「とりあえず冷凍」の頻度が増えた40.9%
冷凍した食材を想定より長く放置することが「よくある・たまにある」57.0%
冷凍したのに捨てた経験がある43.6%

8割以上が食品ロスを意識しているのに、4割以上が冷凍した食材を捨てた経験がある。意識と行動のあいだにギャップがあることがわかります。

捨ててしまった理由のトップ3

  • 保存期間が長すぎて味が落ちていそう:48.1%
  • 霜が付いて状態を判断できなかった:33.8%
  • 想定以上に眠らせて取り扱いが億劫になった:28.1%

どれも「冷凍したこと」自体ではなく、入れたあとの管理がうまくいかなかったことが原因です。つまり、冷凍のしかたと、冷凍庫の中身の把握を少し工夫するだけで、かなり防げる失敗だといえます。

家庭の食品ロスはどれくらい?公的データで確認

消費者庁が2026年6月30日に公表した推計によると、2024(令和6)年度の食品ロス量は461万トンでした。そのうち事業系が237万トン、家庭系が224万トンで、家庭から出る食品ロスは前年度の233万トンから減っています。

それでも、全体のおよそ半分が家庭から出ている計算です。毎日の冷蔵庫・冷凍庫の使い方は、食品ロスを減らすうえで身近で大きなポイントだといえます。

冷凍保存のコツ|冷凍フードロスを防ぐ5つの習慣

1. 「使う予定」を決めてから冷凍する

「とりあえず冷凍」がいちばん眠りやすい冷凍品です。冷凍するときに「来週のカレーに使う」「お弁当用」など、ざっくりでも使い道を決めておくと、取り出すタイミングを逃しにくくなります。下味をつけて冷凍しておけば、解凍してそのまま焼くだけ、という使い方もできます。

2. 空気を抜いて、薄く平らにする

冷凍した食品が乾燥したり、霜が付いたりすると、味や食感が落ちやすくなります。保存袋に入れるときはできるだけ空気を抜いて密閉し、薄く平らにして冷凍するのが基本です。平らにしておくと早く凍り、使うときも必要な分だけ割って取り出しやすくなります。

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3. 日付と中身を書いておく

調査で2番目に多かったのが「霜が付いて状態を判断できなかった」という理由でした。袋や容器に冷凍した日付と中身を書いておくだけで、「これは何だっけ?」「いつのもの?」と迷う時間がなくなります。マスキングテープに書いて貼れば、容器を洗うときにはがすのも簡単です。

4. 立てて収納し、中身を「見える化」する

冷凍庫の中で食品を積み重ねると、下のものが見えなくなって眠りがちです。平らに冷凍したものはブックスタンドのように立てて並べると、上から見てすぐに中身がわかります。透明な保存容器を使ったり、「肉」「魚」「ごはん・パン」などエリアを分けたりするのも効果的です。

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5. 冷凍庫の「棚卸し日」を決める

週に1回、たとえば買い物に行く前に冷凍庫をざっと見る日を決めておくと、古いものから使う流れができます。日付の古いものを手前や上に移しておくだけでも、使い忘れを防げます。年末の大掃除やまとめ買いの前は、冷凍庫を空けるチャンスでもあります。

冷凍保存グッズの選び方|袋・容器・ラベル

5つの習慣を続けやすくするには、道具選びも大切です。冷凍保存に使うグッズを選ぶときは、次の点をチェックしてみてください。

保存袋は「冷凍対応」と「密閉性」を確認

保存袋には、冷蔵向けのものと冷凍にも使えるものがあります。冷凍に使うなら、パッケージに冷凍保存に使えることが表示されているものを選びましょう。ジッパーがしっかり閉まり、空気を抜きやすいものが使いやすいです。お肉の小分けや下味冷凍には小さめ、まとめて冷凍するなら大きめと、サイズを使い分けると無駄がありません。

保存容器は「中身が見えるか」「重ねやすいか」

おかずやごはんの冷凍には、ふた付きの保存容器が便利です。中身が見える透明なものや、同じシリーズでそろえて重ねやすいものを選ぶと、冷凍庫の中がすっきりします。電子レンジで解凍・加熱したい場合は、レンジに対応しているか、ふたを付けたまま使えるかを商品の表示で確認しましょう。

ラベルやペンは「書きやすさ・はがしやすさ」

日付や中身を書くためのマスキングテープや油性ペンは、冷凍庫の近くに置いておくのがコツです。「書くのが面倒」を減らすだけで、ラベルを付ける習慣がぐっと続きやすくなります。

家電の力も借りる|霜を防ぐ冷凍・中身が見えるカメラ

パナソニックの調査リリースでは、冷凍フードロス対策に役立つ家電として次の製品が紹介されています(価格・発売日はリリースに記載なし)。

  • 冷凍冷蔵庫 NR-F65WX3:「霜付き抑制冷凍」などを搭載
  • 冷蔵庫AIカメラ NY-PCZE2:冷蔵庫の中身をスマホで確認できる(対応は一部機種のみ)
  • スチームオーブンレンジ NE-UBS10E:解凍の自動制御などを搭載

霜で中身がわからなくなる、外出先で「冷凍庫に何があったっけ?」と迷う、解凍に失敗してしまう、という悩みは、家電の機能で減らせる部分もあります。冷蔵庫やレンジの買い替えを考えている人は、こうした機能もチェックしてみるとよいでしょう。

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冷凍保存でよくある疑問

冷凍すれば何か月でも大丈夫?

冷凍しても、時間がたてば乾燥や霜で味や食感は落ちていきます。保存の目安は食品や冷凍のしかたによって違うので、市販の冷凍食品なら包装の表示に従い、自分で冷凍したものは早めに使い切ることを意識しましょう。日付を書いておくと判断しやすくなります。

一度解凍したものを再冷凍してもいい?

一度解凍したものを再び冷凍すると、品質が落ちやすくなります。最初から1回分ずつ小分けにして冷凍しておけば、必要な分だけ取り出せて、再冷凍しなくて済みます。

霜だらけの食品はどうする?

霜が多く付いた食品は、乾燥が進んで味や食感が落ちていることがあります。においや見た目に異常がある場合は無理に食べず、次からは空気を抜いて密閉する、早めに使うといった対策で、霜が付きにくい状態をめざしましょう。

まとめ|冷凍は「入れたあと」の管理がカギ

パナソニックの調査では、43.6%が冷凍した食材を捨てた経験があり、その理由は「保存期間が長すぎた」「霜で判断できなかった」など、冷凍後の管理に関するものが中心でした。

  • 使う予定を決めてから冷凍する
  • 空気を抜いて、薄く平らにする
  • 日付と中身を書く
  • 立てて収納し、中身を見える化する
  • 冷凍庫の棚卸し日を決める

どれも今日からできることばかりです。保存袋や容器を見直すところから始めて、「とりあえず冷凍」を「ちゃんと食べきる冷凍」に変えていきましょう。

参考にした情報

パナソニック「10月30日は『食品ロス削減の日』。約4割が経験『とりあえず冷凍』したのに捨ててしまう実態とは」(PR TIMES、2026年10月29日):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001257.000024101.html

消費者庁 食品ロス量の推計に関する公表資料(2026年6月30日):https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_education_cms201_260630_01.pdf

この記事を書いた人:みち

デジタルマーケティングコンサルタント/合同会社道 代表

雑誌編集からWeb業界へ転じ、デジタルマーケティング歴12年。SEO・広告運用・MEO(Googleビジネスプロフィール600アカウント超の運用)を軸に、中小企業のWeb集客を支援しています。実際に使って良かったものだけを書きます。

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