冷凍食品のまとめ買いやふるさと納税の返礼品、作り置きのおかず。気づけば冷蔵庫の冷凍室がパンパンで、扉を開けるたびに何かが落ちてくる……という悩みはありませんか。
そんなときに候補になるのが、冷蔵庫とは別に置く「セカンド冷凍庫」です。2026年10月には、家電ブランドCOMFEE’(日本美的株式会社)から、インバーターを搭載した上開き冷凍庫シリーズ(99L・143L・198L)がAmazon限定で発売されました。
この記事では、この新作3容量の公式発表をもとに、セカンド冷凍庫の選び方を「扉のタイプ」「容量」「置き場所」「電気代」「使い方」の順に整理します。買ってから「置けない」「思ったより入らない」とならないためのチェックリストとして使ってください。
セカンド冷凍庫とは?向いている人
セカンド冷凍庫は、メインの冷蔵庫とは別に、冷凍専用(または冷凍中心)で使う2台目の冷凍庫のことです。次のような人に向いています。
- 冷凍食品・冷凍野菜をまとめ買いすることが多い
- 作り置きやミールキットを冷凍保存している
- ふるさと納税などで肉や魚がまとめて届く
- 家族が多く、冷蔵庫の冷凍室だけでは足りない
- 停電や災害に備えて、ある程度の食料を冷凍でストックしたい
反対に、「冷凍室が少しだけ足りない」程度なら、まずは冷凍室の中を整理する、冷蔵庫の買い替え時に冷凍室の大きいモデルを選ぶ、といった方法も考えられます。セカンド冷凍庫は本体代と電気代、置き場所が必要になるので、「何を、どれくらい入れたいか」を先にイメージしておくのがおすすめです。
選び方1:上開きか前開きか
セカンド冷凍庫は、大きく分けて上開き(チェスト型)と前開き(引き出し・扉型)があります。
| タイプ | 向いている人 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 上開き | 大きな食材やまとめ買いの食品をたくさん入れたい人 | 底の物が取り出しにくい。上にフタを開けるスペースが必要 |
| 前開き | よく使う物をすぐ取り出したい人、床面積を抑えたい人 | 同じ容量なら背が高くなりやすい |
一般的に、上開きタイプはフタを上に開けるため、扉を開けたときに冷気が外へ流れ出にくい構造だといわれます。一方で、深さがあるぶん底の物が「行方不明」になりやすいのが弱点です。上開きを選ぶなら、バスケットや仕切りで「上段によく使う物、下段にストック」と分けると使いやすくなります。
選び方2:容量は「入れたい物」から決める
COMFEE’の新作は、同じ基本機能で容量違いの3モデルが用意されています。公式発表の数字は次のとおりです。
| 型番 | 容量 | 発売日 | 価格(税込) | サイズ(幅×奥行×高さ) |
|---|---|---|---|---|
| RCC102WH1JP(E) | 99L | 2026年10月21日 | 22,800円 | 547×446×850mm |
| RCC146WH1JP(E) | 143L | 2026年10月23日 | 26,800円(発表時の予定価格) | 600×560×850mm |
| RCC202WH1JP(E) | 198L | 2026年10月21日 | 36,800円 | 770×560×850mm |
3モデルとも高さは850mmで、違いは幅と奥行です。99Lと198Lを比べると、容量は約2倍ですが、幅の差は223mm。置き場所に余裕があるなら、大きめを選んでおくと「すぐいっぱいになった」という失敗を防ぎやすくなります。
目安としては、次のように考えるとイメージしやすいです。
- 99L:一人暮らし〜二人暮らしで、冷凍食品や作り置きを少し多めに置きたい
- 143L:家族で使う、まとめ買いを週1回する
- 198L:ふるさと納税・大容量パックの買い置きが多い、食材のストックを本格的にしたい
ここでの使い分けは目安です。実際には「冷凍食品の箱をいくつ入れたいか」「アイスやパンも入れるか」で必要な容量は変わるので、いま冷凍室に入っている物をざっくり数えてから決めるのがおすすめです。
選び方3:置き場所は「本体+フタ+放熱」で考える
セカンド冷凍庫で一番多い失敗は、「本体は入ったけれど、フタが開かない」「壁にくっつけすぎた」というパターンです。置く前に、次の3点を確認しましょう。
本体サイズと搬入経路
本体の幅・奥行・高さに加えて、玄関や廊下、ドアの幅も確認します。198Lモデルは幅770mmなので、通路の幅が足りるか事前に測っておくと安心です。
フタを開けるスペース
上開きタイプは、フタを開けたときに上側にスペースが必要です。棚の下やカウンターの下に置く場合は、フタを開け切れるかを必ず確認してください。
放熱スペースと電源
冷凍庫は周りに熱を出しながら冷やすので、壁との間に放熱のためのすき間が必要です。必要な距離は機種ごとに取扱説明書で指定されているので、購入前に確認しましょう。あわせて、近くにコンセントがあるかも見ておきます。
なお、公式発表では143Lモデルの設置面積は約0.21畳とされています。
選び方4:電気代と運転音をチェック
2台目の家電は、本体価格だけでなく毎日の電気代も気になるところです。公式発表によると、143Lモデルは次のとおりです。
- 年間消費電力量:198kWh(省エネ基準達成)
- 電気代の目安:1日あたり約18円
- 運転音:28dB
インバーターを搭載しているので、庫内の状態に合わせて運転を調整できるのが特徴です。電気代は使い方や設置環境、契約している電気料金によって変わるため、ほかの機種と比べるときは「年間消費電力量(kWh)」の数字を並べて見ると比較しやすくなります。
寝室やリビングの近くに置く場合は、運転音の数字もあわせて確認しておくと安心です。
選び方5:温度調節と「冷蔵としても使えるか」
COMFEE’の新作は、6段階の温度調節と冷凍・冷蔵の切り替えに対応しています。公式発表に記載されている143Lモデルの温度の目安は次のとおりです。
| 段階 | 温度の目安 |
|---|---|
| 1〜2 | 4〜8℃ |
| 2〜3 | 0〜4℃ |
| 3〜4 | -14〜-18℃ |
| 4〜5 | -18〜-21℃ |
| 5〜6 | -21〜-24℃ |
普段は冷凍庫として使い、年末年始や来客時など冷蔵スペースが足りないときは冷蔵庫として使う、といった使い分けもできます。そのほか、LED庫内灯、収納バスケット、霜取り用ヘラ、排水口などが付属・搭載されています。
上開き冷凍庫を使いやすくする3つのコツ
1. 「縦に立てて」入れる
冷凍した食材は、平らにして袋に入れ、本棚のように立てて並べると、上から見て何があるかわかりやすくなります。
2. 中身のメモを外に貼る
上開きはフタを開けないと中が見えません。マグネットのホワイトボードなどに中身を書いておくと、開けている時間を短くできます。
3. 霜取りの時期を決めておく
霜が増えると、入る量が減ったり、フタが閉まりにくくなったりします。霜取り用ヘラが付属しているモデルなら、ストックが少ない時期に霜取りをするなど、タイミングを決めておくとラクです。霜取りの方法は取扱説明書に従ってください。
まとめ:セカンド冷凍庫は「容量」より先に「置き場所」を測る
- 上開きはたくさん入る一方、底の物が取り出しにくい。バスケットで上下を分けると使いやすい
- COMFEE’の新作は99L・143L・198Lの3容量で、高さはどれも850mm
- 置く前に「本体サイズ」「フタを開けるスペース」「放熱スペースと電源」を確認
- 143Lは年間消費電力量198kWh、電気代は1日約18円(公式発表の目安)
- 冷凍・冷蔵の切り替えができると、年末年始などにも使い回せる
冷凍室の「入らない」ストレスがなくなると、まとめ買いや作り置きがぐっとラクになります。まずはメジャーで置き場所を測るところから始めてみてください。
参考にした出典
日本美的株式会社「家電ブランドCOMFEE’、アマゾン初のインバーター搭載上開き冷凍庫シリーズを新発売 一人暮らしからファミリーまで選べる99L・143L・198Lの3容量」(PR TIMES、2026年10月20日):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000316.000115454.html